くるくる食堂のおむすび朝ごはん -知って感じてつながって-
くるくる食堂へ、いらっしゃい!
ここは、知って感じてつながって、命を味わう食堂です。
自分の命、そしていただく命、そのつながりを大切に味わえる、
そんな場になったらいいな~。
さあ、雑穀玄米のおむすびをむすんでいただきましょう。
熱々で具だくさんのお味噌汁に旬菜おかず。
その前に少しだけ、お伝えしたいことがあります。
これからあなたの一部になる命のこと、知ってみませんか?
使っている食材が、どこでどんなふうに育ったのか、事細かに説明できるほどではまだありませんが、少しでもつながりを大切に選んだ食材たちや、食材の力を信じて作った調理方法などもご紹介したいと思っています。
実は今回は、わたしの地元島根県で、無農薬、不耕起栽培など、人と地球の健康を願って実験し続けるご夫婦が営む「くるくる農園」のお野菜や作物を中心に使わせてもらう予定です。
実際に訪問した畑の空気感まで、食とともに分かち合えたら嬉しいです。
そして、何といっても、感じることを大切にしたい。
「五感で感じる」ため、そして「命の循環をより感じる」ため
ご自身でおむすびをむすんでいただく、ワークショップ形式にしました。
やる前は少々面倒な気もしますが、やると感動する美味しさ!
ちなみにくるくる農園のお野菜は実家に帰るとよく食卓に並ぶのですが、ひと口食べただけで「くるくるさんのでしょ!」と叫びながら当ててしまうほどの美味しさなんです!
わたしにとって、食は「感じる」練習でもあります。
それはつまり、しつこいですが、命の循環から活力を受け継ぐということ。
アーユルヴェーダ(インド発祥の食生活を中心とした理論と実践の体系)では、心身のコントロールを高め、不調や病気を防いでいく上で、感じる力がとても大切だと考えています。そして、情報に惑わされず自分らしく生きるためのカギでもあります。
現代は食の多様化とともに、ひとつの食にたくさんの人が関わっているからこそ、
食べものとの距離は遠く感じられ、また食べものに限らず、溢れる情報の取捨選択に混乱するかもしれません。
そんなときも、いつでも帰ってこられるような場所になれますように!
★こんな人におすすめです
「食に関心がある・今の食生活に違和感があるけど、何から始めたらいいかわからない。」
「現代では見失われがちな、食べているものが自分の身体に入るまでの背景や流通を知ることで、安心・納得してごはんを食べたい。」
「食を通して心も身体も大切にしたいけど、日々の誘惑からつい不本意な食生活のサイクルに入ってしまう。」
「自分で気軽に続けられる、おいしくて栄養も摂れる安心なごはんを知りたい。」
■開催概要
日時:2022年10月22日(土)8:30-10:00
場所:はぐくむ湖畔
住所:東京都世田谷区松原 5-2-2 prendre ys 1F
定員:10名
参加費:1,500円
■主催者紹介
枝廣くるみ
何を得ても、何を学んでもどこか不安だった心身が、食生活の変化を通して自然に満たされる感覚に驚き、食を学び始める。インドの医療アーユルヴェーダの学びや農家の手伝い、とどめの屋久島旅行を通して「自然に根ざして生きる」生き方から目を背けられなくなる。現在は、滞在地域の食や農についてフィールドワークしたり、料理クラスで理論と実践を学びながら、食を通してつながり、幸せを感じられる場作りにも挑戦する。