ゼロ・ウェイスト宣言のまち上勝町から学ぶ『これからのサステナブルな暮らしとは』
【成長し続けた先にどんな未来がありますか?】
私たちが生きる社会は成長することが是とされています。
仕事の成果や、テストの点数をはじめ、成長しなければふるい落とされてしまう。そんな危機感とともに日々を過ごしてはいないでしょうか。
成長し続けてきたからこそ日本は経済大国となり豊かな生活をおくれるようになりました。しかし、最短最速で生きてきたことで起きた弊害もあります。
大量生産・大量消費による資源の枯渇。フードロスや環境破壊。
過度な競争社会のプレッシャーによる心身の疲弊。
これまでの最短最速の世界の先には、どんな未来があるのでしょうか。
そんな犠牲を払いながら成長を強いる社会に対してオルタナティブな取り組みを始めたまちがあります。
日本で初めて、地域で出すゴミをゼロにする「ゼロ・ウェイスト宣言」を打ち立てたまち、上勝町。
環境に対する意識がまだ高くない頃から、時代を先取りするように変化が始まった上勝町には、私たちが豊かに生きる上で大切なヒントが詰まっています。
頑張りすぎて燃え尽きてしまわないために、私たちが豊かにかつサステナブルに生きるために実践できるアイデアをともに探求していきましょう!
【ゼロ・ウェイスト宣言は上勝町だから起きたのか】
人口1,400人、山あいの小さな町、徳島県・上勝町。
ここでは町民全体で、45種類ものゴミ分別が行われています。
上勝町では、持続可能な社会の実現を目指して2003年にゼロ・ウェイスト宣言がなされました。
いまや、 世界各国からサステイナビリティにおいて注目され、数多の国から視察に訪れる町となりましたが
いったいなぜ、この町でゴミの45種類分別をはじめとするゼロ・ウェイストの取り組みが進んできたのでしょうか。
そのヒントは、上勝町民に根付く文化にあるといいます。
今回、メインスピーカーとしてお話をしてくれるのは、上勝町で生まれ育ち、カフェ事業を営む合同会社RDNDの代表社員、東 輝実さん。
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▶ 地域住民との軋轢はなかったのか!?
▶ どうやってゼロ・ウェイストの取り組みを推し進めたのか!?
▶ 中核となった人々は何に意味を見出していたのか!?
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Q&Aの時間もしっかりとって、気になるところを東さんとともにじっくりと深ぼる2時間です。
上勝町ならではの物語を探っていきましょう!
※2024年4月、上勝町を訪れるスタディツアープログラムの開催を予定しています。そちらへのご興味がある方も歓迎です。
イベントのキーワード
サステナビリティ / ゼロ・ウェイスト / エシカル / 上勝町 / 環境問題 / 生き方 / 人生観
※アーカイブ配信も予定しております。
リアルタイム参加の日程の都合がつかない方もぜひご検討ください!
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【開催概要】
日程:2024年3月15日(金)19:00-21:00
場所:オンライン|zoom
料金:2,000円
定員:50名
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【登壇者紹介】
東 輝実 / Azuma Terumi
合同会社RDND 代表社員・Cafe polestarオーナー
徳島県上勝町出身。中学3年生の時に「将来は上勝に帰ってかっこいい仕事をしながら子育てする。」と決意。
大学在学中にルーマニアの環境NGOや、森林コンサルティングでのインターンを経験。2012年に大学卒業後、上勝町へ戻り起業。
2013年、「五感で上勝町を感じられる場所」をコンセプトに「カフェ・ポールスター」をオープン。
2020年、上勝町滞在型プログラム「INOW(イノウ)」をスタート。
上勝町で子育て・生活をしながら、ゼロ・ウェイストとは何か?を考える日々を送っている。
小寺 毅 / Kodera Takeshi
株式会社はぐくむ 代表取締役
株式会社ZaPASS 経営顧問
脱・ヒエラルキー、脱・指示命令コントロール型の組織を目指す方々を対象にした、経営コンサルティングがメイン事業。支援実績としては、Uber、DeNA、ガイアックスなど。コーチとしては2006年から活動中。実績は500を超える。現在は企業の社長や幹部を対象に1on1コーチングを実施、コーチング研修の講師も務める。「人と組織の可能性の最大化」をテーマにしており、教育現場と企業組織の2つの領域において、所属するメンバー全員が持っている可能性や才能を生かせる土壌・環境づくりを支援。書籍『奇跡の経営』で知られ、『ティール』でも触れられているブラジルのセムコ社が、自社の経営スタイルを広めるために運営している「セムコスタイル・インスティチュート」の中で、日本には数人しかいない公式コンサルタント。
関心テーマは、業績も関わる人たちの幸福度も高い経営とリーダーシップ、子供がイキイキと育つ教育。オルタナティブ教育に共感し、デンマークやオランダの教育ツアーも主催する2子の父。